エンジンOH



Projected by burialc2
今回のmission
後期セリカにだけ許された赤いエンジン
DIYの最高峰であるエンジンオーバーホールせよ!

エンジン分解@エンジン分解Aエンジン分解Bヘッド分解
腰下分解ヘッド洗浄腰下洗浄腰下組付け
ヘッド組付けエンジン組付け@エンジン組付けA
エンジンクレーン
1t エンジンクレーン

エンジンを載せる必需品エンジンクレーン1ton
今回は超激安な中国製のヤツをオークションで購入

ちゃんとしたクレーンだと3〜5万円します

組立てが難しいという理由は1ページしか無いボルトの説明不足
長さや太さが異なるボルトが10本以上もあるのですが、どこに使うかがいまいち分からないという

でも使うべくして使うボルトなので、よく考えていけば組み立てられます
エンジン釣り
エンジン運び

初めてエンジンを買う自分として1番心配なことはトラックからエンジンを降ろせるかどうかです
基本的にエンジンを運送トラックから降ろすのは受取者である自分がする必要があります

なので最初にエンジンクレーンを用意しましたが、物は1トン仕様
荷台から降ろすのにクレーンの高さが足りなかったらどうしようと悩んでましたが、実際にやってみると余裕で降ろせました

エンジンを釣り上げるロープも適当にエンジンに引っ掛けましたが大丈夫でした
エンジンASSY
エキマニを外す

さっそくエンジンをバラしていきます
まずは邪魔そうなエキマニを外してみることに
エキマニ外し
ガスケットも取ります

さすがエキマニ、600mmのスピンナハンドルでなんとか全部ボルトを外せました

エキマニ外しは初めてですが、純正は結構重たいもんです
ガスケットは4枚くらい重なっているんですね
排気ポート
排気ポート

せっかくなので排気ポートを撮影
バルブも見えます

綺麗にした後はポート研磨したい箇所です
クラッチ外し
クラッチ

最初に固着して外れなくなると作業が進まなくなるクラッチとクランクプーリーを外します
まずは錆び錆びで2度と使うことのないクラッチを外していきます

クラッチ交換ってこんな簡単だったかな!?っていうぐらいエンジンが降りてるとあっさりです
クラッチカバー固着
クラッチカバー固着

保管期間が長かったと聞いてたのでクラッチの固着もすごいです

クラッチカバーのボルトを外してバールでこじってクラッチカバーとクラッチディスクを取ります
一度やったことある作業は自信もってやれるので良いですね
純正フライホイール
フライホイール

すっかりクラッチディスクの跡がついたフライホイールです
これは使わないので遠慮せずにガンガンに5−56をボルトにかけます

次は中央に8ヶ所あるボルト外しです
フライホイール固定
回り止め

何もせずにフライホイールのボルトを回すとフライホイールごと回転してしまうので、回り止めが必要です

画像のように反対側のクランクプーリーのボルトを使って外してはいけません
クランクシャフトが歪む原因になります
フライホイールロック
適当なソケットを

フライホイールロックとか売ってますが、今回はボルトとソケットで回り止め

ソケットが不安定で手で押さえながらでしたが、これで充分ボルトを緩めることができました
フライホイール外し
クランクシャフトオイルシール

ボルトはネジロック剤がかかってるので最後まで固いですが
無事にフライホイールが外れました

ここのオイル漏れは無いようです
サージタンク外し
サージタンク外し

赤いヘッドカバーと赤いサージタンクを外しました
エンジン裏側から堂々と作業できるので簡単に外れます

ヘッドカバーはエキマニと違って固着してませんでした
タイミングベルトカバー外し
タイミングベルトカバー外し

タイミングベルトカバーの上側(No.2)を外すとvvt-iが見えます

やっぱりプーリーは錆びてますね
クランクプーリー外し
クランクプーリー外し

クランクシャフトプーリーを外す正規の方法を

アストロプロダクツのクランクプーリーホールドプレートを使います
1/2のスピンナハンドルを差し込んで回るのを止めます
クランクプーリーホールドプレート
クランクプーリー押し出し

クランクプーリーのボルトを外しただけでは固着して取れない場合があります
その時はこの工具でさらに押してプーリーを引っ張ります

タイミングベルト交換の時もこれ使えるので値段がバカ高い工具ですが、1つあるだけで安心です
タイミングベルト
タイミングベルト

クランクプーリーを取り、エンジンマウントの土台を外します
これで下側のタイベルカバーNo.1も外せます

整備書の順番によると次はこのままタイミングベルト外しなんですが、早くエンジン内部が見たいので
シリンダーヘッドカバー
ヘッドカバー外し

外しても分かるようにイグニションコイルに番号を書いて外します
表面のボルト全部取ればヘッドカバーが手で簡単に外れます

今の内にNo1シリンダー圧縮上死点をセットして合わせマークとベルトにマーキングしておきます
カムシャフト
シリンダーヘッド

シリンダーヘッド内部です カムシャフトさん、こんにちは

オイル管理が良くないと全体的に茶色になるんですが、これはかなり綺麗な状態です
これで洗浄がだいぶ楽になりそうです
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