エンジンOH



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エンジン分解@エンジン分解Aエンジン分解Bヘッド分解
腰下分解ヘッド洗浄腰下洗浄腰下組付け
ヘッド組付けエンジン組付け@エンジン組付けA
ピストン洗浄
メタルクリーン浸け

ピストンとコンロッドくっついたままメタルクリーンに浸けました

もうメタルクリーンは真っ黒状態です
ピストン洗浄後
ピストン洗浄後

2日後にメタルクリーンから出して歯ブラシで磨き

かなり綺麗になりましたがピストントップにはまだ焦げがついてます
そこまでピカピカにしても直ぐ汚れるのでこのまま
ピストン・コンロッド
こっちが前

これからピストンとコンロッドをバラバラにしていくのですが、どっちが表かを確認します
ちなみに表はタイミングベルト側

ピストンはトップに丸印と側面にTOYOTAの刻印
コンロッドはクランクシャフト接続側の側面に凸の突起
コネクティングロッドベアリング
コネクティングロッドベアリング

クランクシャフトとの接続面であるコンロッドベアリングを取ります

矢印の所に細いマイナスドライバーや針を入れて優しく取り上げ
外れたらすぐパーツクリーナーで綺麗に
スナップリング
スナップリング

ピストンとコンロッドをつないでいるピンを抜くためにスナップリングを取ります

今回は細いラジオペンチでつかんで外しました
ピストンピン外し
ピストンピン抜きだし

スナップリングを外したら反対側から手で押し出せばスルスルっと抜けます

少しでも斜めに押すと出ません
ピストン分解
ピストン・コンロッド分解

すべてのピストンとコンロッドを分解して並べました

並べる時は左がタイミングベルト側というふうに統一してます
ピストン重量
ピストン重量

各筒のピストンの重量を測定
1g単位のハカリしか持ってないのでこれで測定します

 1   2   3   4
365g 365g 365g 362g

4番だけ軽いので残り3本を削る必要が
コンロッド重量
コンロッドの重さ

コンロッドの重さ測定です

 1   2   3   4
435g 435g 435g 438g

今度は4番だけ重いです
結構削らないといけないなと思っていたのですがよく見たら重量ぴったりでした

ピストン+コンロッドの重さ
 1   2   3   4
800g 800g 800g 800g

ということで多少気持ち悪いですが回転の軸であるクランクシャフトもバランス取りしないので、特に重量合わせせずに使用します
ピストンピンのラッピング
ラッピング

気持ちの問題ですが、ピストンピンやメタルをピカールで磨いてみました

ピカールで磨いたぐらいではメタル厚は変わらないでしょう
・・・たぶん
コネクティングロッドベアリング取り付け
コネクティングロッドベアリング取り付け

コンロッドとメタルベアリングの接合部をアセトンで拭いて脱脂洗浄

ツメ位置とオイル穴を合わせて組付け
(ベアリング裏側にオイルは塗布しない)
ピストンとコンロッド合体
ピストン組み立て

ピストンピンに組付けペーストを薄く塗って手で差し込みます
少し入ったらコンロッドも空中で差し込みます
ピンが完全に入ったら新品のスナップリングを取りつけます

本当はピストンをお湯で暖めてからピンを差し込むこと
さらに常温でするっと入ったら新品に代えましょうだそうで
コンロッドベアリングキャップ
コンロッドベアリングキャップ

コンロッドベアリングのメタルとキャップも洗浄しました

キャップはパーツクリーナーで洗浄
メタルはパーツクリーナー → ピカールでラッピング → パーツクリーナーで洗浄
ピカールを使ったら必ず最後はパーツクリーナーで洗浄です
コネクティングロッドベアリング
ピストンASSY

メタルは接地面をアセトンで拭いて脱脂して凹凸を合わせてはめ込みます

組付け時はキャップを外さないといけないのですが、分かりやすいように画像の状態で保存
オイルポンプOH
オイルポンプOH

すでに外されてますが、クランクシャフトのフロントオイルシールは裏側からマイナスドライバーとハンマーを使ってべっこべこになるまでアタックすれば取れました

オイルポンプの洗浄です
うっかり画像の状態でメタルクリーンに入れてしましたので、さらに分解洗浄します

よく考えたら歯車の内側にはゴム製のオイルシールがあるんですよね・・・・
オイルポンプASSYの新品を買うのはイヤなので分解洗浄します
オイルポンプドライブシャフトプーリー
オイルポンプドライブシャフトプーリー

分解するにはプーリーのボルトを外す必要があります
でも回そうとすると回転してしまうのがプーリーの嫌なところです

エンジン整備書ではプーリーを万力に固定するそうですが
それは面倒なので別な方法を
オイルポンププーリー
プーリーを固定

@プーリーが回らないようにソケットとボルトで固定

Aボルトを回すと本体も回ってしまうので、固定するためにスピンナハンドルを引っ掛ける

Bスピンナハンドルとスピンナハンドル両方ともつかんでボルトを緩める
オイルポンプドライブローター
オイルポンプドライブローターと分離

なんとか外れました

プーリーは錆びぎみだったので、1000番の耐水ペーパーで磨いてあげました
オイルポンプオイルシール
オイルシール外し

オイルポンプオイルシールを根性で取りました

固着が激しくラジオペンチやマイナスドライバーでこじって何とかでしたが、若干底に傷がつきました
オイルポンプローター
オイルポンプローター

ローターに傷は無かったのでパーツクリーナーで洗浄した後に組付けペーストをつかって設置

回りのゴム状のOリングも新品に交換

さっき外したオイルシールはグリースを薄くぬって叩きこみ
クランクシャフトフロントオイルシール
クランクシャフトフロントオイルシール

クランクシャフトとの繋がるフロントオイルシールを新品に交換

グリースを薄く塗ってオイルポンプボディー端面と面一になるように打ち込んでオイルポンプOHはおしまい
クランクシャフトベアリングキャップの洗浄
クランクシャフトベアリングキャップの洗浄

クランクシャフトを固定するキャップも洗浄しました

メタルはいつも同様にパーツクリーナーとピカールとアセトンを使って組付け
シリンダーブロック側のベアリングメタル
シリンダーブロック側のメタル

クランクケースのメタルも洗浄してピカールでラッピングします

最初はシリンダーブロックごとメタルクリーンに漬け置きしようと思ってましたが、結構な重さなのでパーツクリーナーを大量にかけて綺麗にしました
クランクケースメタル
メタル

クランクケースのメタルもツメ位置があるので、そこからこじって外します

クリアランスの問題があるので、外した場所がわかるようにしましょう
シリンダーヘッドをオイルストーン
シリンダーヘッドとの面を綺麗に

ガスケットが乗る部分もオイルストーンで綺麗に面研しました

最後に全体をパーツクリーナーで洗浄
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