Projected by burialc2 |
今回のmission オーバーホールしたエンジンを載せ変えて 3S-GE → 3S-GE vvt-i にパワーアップさせよう ※詳細ではなく問題点やポイントなどに重点を置いての簡略紹介です | |||||||||||||||||||||||||||||||
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現在の所持品 ・後期エンジン ・後期用エンジンハーネス ・後期用エキゾーストマニホールド(中間パイプ無し) ・HKSエアフロセンサー 新たに必要な物 ・オルタネータ(中期から移植) ・パワステポンプ(中古購入→OH) ・エンジンコンピューター(現在知人から借用中) ・吸気エアクリ(パワーチャンバーのフィルターのみ移植) ・吸気パイプ(自作) ・後期メーター |
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エンジンを降ろすということは燃料系も外すことになるので 燃料がぶわぁ〜っと出ないように配管に残ってるガソリンを使いきります 後部座席のシートの下にある燃料ポンプのコネクタを抜いてエンジン始動 燃料が出ないのですぐにエンジンが止まります これで事前作業終了 |
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エンジン・ミッションオイル、パワステフルード、冷却水抜き エンジンの補記類をガンガン外して、まずはミッションを降ろします 詳しい方法は DIY クラッチ交換 を参照 |
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ミッション降ろしが完了しました フロントクロスメンバーを外さずに作業できないかと頑張りましたが、結局外しました ラジエーターは最初から外した方が作業スペースが広くとれますので外してください |
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エキマニやオルタネータなど、エンジンにくっついている物はすべて外していきます エアコン用のコンプレッサーは管を外すとガスが抜けて面倒なので、エンジンから外したら針金でボディーにくっつけておきます |
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助手席の足元からカーペットを剥いでエンジンコンピューターのコネクタをすべて抜きます エンジンハーネスにはエアコン用のコネクタもついているので忘れずに外します |
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エンジンルームから社内に入っているハーネスを引っ張り出します コネクタが引っかからないように丁寧に |
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フロントバンパーを外せば1トンの小さいエンジンクレーンでも届きます 適当にエンジンにロープをひっかけ少し持ち上げ、エンジンがフリーな状態か確認 基本的にエンジンには電機系とオイル系しかくっついてないので、以外と簡単に外せます |
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最後に残り1個となったエンジンマウントを外して いよいよエンジンの1本釣り |
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何度も外し忘れがないかを調べつつゆっくり上げていきます エンジンが画像のようにくるっと回ってしまうので、左手でエンジンクレーン操作、右手でエンジンを支えながら作業 ボンネットは外しておいた方がやりやすいですよ・・・・ |
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ここまでくればもう安心 エンジンクレーンごと安全な場所まで運んでエンジンを床に降ろします もう使わないエンジンなのでコンクリートの上に放置 そのままだと倒れるのでエンジン裏にあるドライブシャフト固定金具の所に木を挟めば倒れなくなります |
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エンジンルームに人が入れるようになりました お約束の写真を撮ろうかと思いましたが、1人作業なので断念w |
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後期エンジンを搭載すると、タイベルカバーとブレーキマスターが干渉してしまうので、少しずらす必要があります ブレーキマスターをいったん外します |
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ブレーキブースター(マスターバック)を外して根本にワッシャーを入れて、干渉しないように傾ける作戦です (エンジン載せ変えの先人さんから習いました) |
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ブレーキマスターを外すには運転席に潜り込んでブレーキペダルらへんからボルトを外す必要があります また、外す時に邪魔になるクラッチマスターも外す必要があります ボルト6本外すだけなのに1時間もかかります・・・・・・ 4ヵ所のうち2ヵ所の根本にワッシャーを2枚ぐらい入れたらいい感じになりました |
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後は逆の手順でOHしたエンジンを積み込みます エンジンマウントに固定できればいいので、このマウントとの水平を出すよに吊り上げる必要があります 最初は適当に傾いたままやってみましたがダメ、きちんとした角度で吊り上げたら1発でした |
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後期Beamsエンジンは中期と比べてエンジンの負圧をほとんど利用してません ガソリン蒸気を大気中に放出させないようにするチャコールキャニスター周辺にも変更箇所があります 中期は画像のように2本のバキュームホースがスロットルに接続されますが、後期は1本だけです |
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バキュームのスイッチングバルブ自体は中期のを流用できるので、配管を加工して取付 本来は純正エアクリにスイッチングバルブを取り付けるが、純正エアクリが無いので配線を延長させ好きな場所に固定 |
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やる事が多すぎですが、エンジンルーム左側から攻めていきました パワステポンプへの接続、オルタネーター、エアコンコンプレッサーの接続などなど |
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前回はミッション装着に何日も費やしてましたが、コツも分かって何よりエンジンクレーンがあるので簡単に装着 エンジンクレーンで定位置まで上げ、下からフロアジャッキで回転をさせながらミッションをぐりぐり押せばスコっと入ります 押し続けながらミッションを回転させるのがポイント |
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純正の吸気フィルター1式あれば何も問題ないのですが、用意できなかったのでパイプを使って自作します ブローバイガスの入口も作りました 設計も結構適当ですが、シリコンホースとパイプの内径・外径で戸惑いました |
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すべてを元に戻してエンジン搭載完了 エンジンオイル、ミッションオイル、パワステフルード、ブレーキフルード、水道水を入れていよいよエンジン初期始動の儀式 の前にオイルを循環させるために燃料出ないようにして、プラグを外してクランキングさせます クランキングしすぎるとバッテリーが死んじゃうのでほどほどにしたら、元にもどしてエンジン始動です |
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エンジン初期始動 失敗! | |||||||||||||||||||||||||||||||
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まったく初爆すらしなかったので原因を探ったところ、点火はしない、燃料ポンプは動かないという最悪な事態 配線図集とにらめっこしてようやく原因が配線コネクタの違いによるものと判明 ヒューズBOXの下にあるコネクタを外します |
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これが後期エンジンハーネスのコネクタです |
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![]() ![]() ←中期のコネクタ受け 後期のコネクタ受け→ |
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中期と後期でピンアサインが違っています イグナイターの端子が違ったから火花が出なかった 燃料ポンプリレーのマイナス端子が違ったから燃料出なかった というわけです ピンを差し替えたり、他と共用させてもう1度トライ |
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ようやくエンジンが無事にかかりました! | |||||||||||||||||||||||||||||||
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その後いろいろトラブルがありましたが、ようやく慣らし運転終了 素人手組みエンジンなのでシャシダイにかけてパワーチェックしてもらいました 画像は1回目、2回目のグラフを重ねてます エンジンブローしなくて本当によかったです |
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必要武器 エンジンクレーン フロアジャッキ ラチェット・レンチ・スパナ一式 必要スキル 工具と時間さえあれば素人でもできました 慣らし運転 今回エンジンOHでは内部洗浄しかしてないので慣らし運転を1000kmまでと設定 100km・500km・1000kmと段階を踏んでレブ縛りしました またオイル交換の際は必ずフィルターも交換しました インプレ やはりVVT-iのエンジンは3000回転超えてからの加速が全然違いました カタログ値には若干届かなかったものの、十分満足のいく結果です これでECUを弄っていけば簡単に200馬力超えると思いますが、街乗りでは必要のない馬力かもしれません 最後に一言 エンジン単体を買うより、ドナー車1台丸々用意すればよかったと反省 質問はメールにて受付中♪ 分かる範囲はどんどん答えていきますのでよろしくお願いします burialc2@yahoo.co.jp |