クイックシフト交換



Projected by ぶり
今回のmission
純正シフトレバーはストロークがとても大きいため
クイックシフトを導入してカチカチシフトを手に入れよう
クイックシフト
ネットで安いクイックシフトを購入しました
シフトブーツ外し
シフトブーツを根元から持ち上げます

4ヶ所のツメで留まっているので、手で持ち上げれば外れます
シフトレバーはずし
シフトレバーの持ち手を引っ張って外します

外れにくいようでしたら少しひねってみるといいです


赤矢印のネジを外します
灰皿外し
灰皿を外して矢印2ヶ所のネジを外し、ウィンドウスイッチ丸ごと持ち上げます
ウィンドウスイッチコネクタ
ウィンドウスイッチのコネクタを真っ直ぐ引っ張って外します

電球コネクタは外さず、電球丸ごと本体から切り離しました
ウィンドウスイッチ裏のネジ
その奥にネジがあるので外します
コンソールボックス内部
コンソールボックス内にある3ヶ所のネジを外します
コンソールボックス
1ヶ所、手に持っている部品を外さないとネジが見えません

この部品は何なんだろう?
サイドブレーキ部
サイドブレーキの根元を外します

下にツメがあるので、上から外すといいです
センターコンソール外し
センターコンソールを持ち上げて外します

手で簡単に動かないようでしたらどこかにネジが残ってます


持ち上げて横にずらす・・・・
丁寧にやらないと内装を傷つけます


コンソールボックスの開閉スイッチの裏にコネクタがあるので、千切れる前に外します
純正シフト
純正のシフト全体が見えました
シフトレバー調整ネジ
シフトレバー後方にシフトワイヤーと位置調整用の部品があります
シフトワイヤー外し
シフトワイヤーはスプリングを手で押してシフトワイヤーを持ち上げれば外れます

外す前に油性ペンで位置をマーキングしておくと後々楽です
シフトワイヤー位置調整用
シフトワイヤーの先端はネジ式ではなく溝が掘ってある状態です

上からシフトワイヤーを押し込む位置でシフトポジションを変更できます
シフトワイヤー外し
シフトワイヤー根元を画像のように摘みながら持ち上げて外します
シフトASSY外し
4ヶ所ネジを外してシフトASSYを外します
シフトレバーボールジョイント
シフトレバーの下にある接続部を引っ張って外しておきます

もう1つの方は外さずに交換できるのでそのままです
シフトレバーボールジョイント
純正シフト前後にある樹脂製をとります
純正シフト分解
全周にわたってツメで固定されているので、ニッパとか色々な工具で破壊していきます
破壊完了
ツメの部分を破壊すれば抜くことが出来ます
シフト外し
前後を破壊して抜いたらシフトを持ち上げます
シフト外し
ちょっと横にずらせば先端に立方体の樹脂パーツがあるので、手で外せばシフト単体が取り出せます
純正とクイックシフト
純正シフトとクイックシフトを比較

クイックシフトは傾きが逆なようなので分解して反転させます
クイックシフト反転
これで向きが同じになりました
グリス
一応、接続部にグリスを塗っておきます
位置調整
シフトレバーは多少前後の調整ができるので、真ん中に固定

あまりギュウギュウに締め付けるとシフトが鈍くなる
クイックシフトASSY装着
シフトASSYが出来上がったら車に戻します
シフトの傾き調整
右側はあまり変更しませんでしたが、左右の傾き調整を左側で何度もやり直しました

最終的に真っすぐになるポイントで調整
クイックシフト比較 クイックシフト比較

ストロークの比較
左がノーマルシフト 右がクイックシフト

写真の取り方が下手でシフトが短くなったように見えますが、長さは変わってません
前後のストローク量が少なくなりました
クイックシフトのがたつき
1週間後・・・・


クイックシフト導入後1週間試してみましたが、ちょっとガタつきが気になってしょうがありません

一度気になったら最後、なんとかしましょう


ここらへんが安物と正規品との差なんでしょうか…
クイックシフトガタつき対策
気になったのは画像の部分

純正は四角の樹脂をはめてぴったりさせてますが、クイックシフトはボール状そのもので動かします
クイックシフトの隙間
拡大すると隙間があるのが分かります

この隙間がガタつきの原因っぽいです
シックネスゲージでクリアランス測定
シックネスゲージで隙間のクリアランスを測定


0.5〜0.6mmぐらいの隙間があります
クイックシフト隙間調整
色々考えましたが、1番簡単な方法をとりました

0.5mmの板を挿入させればいいじゃないか!
ということで、アルミ板0.5mmを300円程度で購入
ノギス測定
ノギスで必要な長さを測定

アルミ板を切って良い感じの形状にし
シフトに装着
画像のようにボール差し込み部に挿入

これで0.5mm隙間がせまくなったことになります
アルミ板加工
後は外れないように折って、金属用の2種混合接着剤でくっつけました

装着前にグリスをたっぷり塗っておきます


はたして、柔らかいアルミ板は何ヶ月もつでしょうかw
クイックシフトのガタつき
元に戻して試してみました

ガタついてるじゃん!って?
これ以上のガタつき軽減は構造上無理ですので、勘弁してください
クイックシフトガタつきの比較


0.5mmの板を追加してどこまで変化あったのかガタつきの比較です
本当に微妙な差ですが、ガタつきが少なくなったおかげで2→3速、5→4速のシフト入りがスムーズに
購入品
  社外クイックシフト ヤフオクで8000円程度の激安品
  0.5mm アルミ板 約300円
  金属用接着剤 約300円

今回使用した物
  トルクスドライバー
  ニッパなど
  万力

作業時間
 2時間

必要スキル
  純正品をぶっ壊してもう元には戻れなくなる覚悟

インプレ
  社外クイックシフトは少しクリアランスが悪かったですが、追加板で気持ちのいいシフトフィールを手に入れました
  コッ、コッ、という感じでシフトが入りますが重くなります
  慣れればすごい使いやすくなると思います

最後に一言
  でもやっぱり純正が1番なのかな〜


質問はメールにて受付中♪ 分かる範囲はどんどん答えていきますのでよろしくお願いします
burialc2@yahoo.co.jp

戻る