Projected by ぶり |
今回のmission 突然ペダルの踏み心地が変わって重くなり、さらに踏むと異音が クラッチペダルの根元にあるクラッチペダルスプリングという謎の部品を交換せよ | |
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クラッチペダルの踏み心地を軽くする補助用スプリングが装着されているが、それが壊れた模様 強化クラッチか?と思うぐらいの難しさになってしまったので交換します まずは邪魔な運転席足元にあるエアコン用のパイプを外します ネジなどは無いのでちょっと斜めにしながら引っ張れば外せます |
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運転席足元に頭から潜りこんで上を見上げた画像 クラッチペダルの根元にあります |
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分かりやすいようにクラッチペダルも一緒に撮影 画像の赤いヤツはセンサーで、スプリングはその奥にある円筒状の部品です |
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もっと近づいた画像 赤いセンサーは作業時に邪魔なのでコネクタ外しておきます クラッチペダルスプリングを観察 先端部とサイド2ヶ所で固定されているようです |
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ピン抜け留めがあります かなり狭い作業ですが、ラジオペンチ、マイナスドライバーなどを駆使して引っ張ります |
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ピン抜け留めが外れたところ |
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後は留めピンを抜けば・・・・ って、引っかかって抜けないんですけど ペダルを手で押したりして良い位置を探しても、どう頑張っても抜けません こ、これは設計的ミスなんじゃ・・・・ |
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よく整備マニュアルを読む・・・というよりイラストを見ると、ピンは外さなくても良い事が判明 ピンが『O』の形の中を通っているかと思っていたら『C』の形になっており、ピンを少し左にスライドさせクラッチペダルを手で動かしてCの部分から外す 先端がフリーになれば回転させながらサイド部分の出っ張りを避ければ抜けます 結構コツがいります スプリングが生きている場合は画像下部分に細工する必要あり |
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無事に外せました 大きさは10cmぐらいでしょうか |
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反対からも記念撮影 クラッチペダルスプリング、クラッチパワースプリング 呼び方はいろいろ |
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引っ張って中を開けてみると折れたスプリングが MT車は何万回ペダルをフミフミされたんでしょうかw |
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新品のクラッチペダルスプリングです 年式によって品番が違うようで、自分で判断できなかったので年式を伝えてお任せで取り寄せてもらいました 996 423 081 20 |
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新旧比較です 新品には下部分にピンが刺さってますが、装着するまで外してはいけません このピンによって内部スプリングが縮まったままに |
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外した時の逆で戻します ただ、予想以上に難しいです 寝ころびながら、クラッチペダルを手で押さえながら、知恵の輪状態 すべて装着が完了したらピンを抜いて終了 |
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あまりの難しさに画像撮る暇なしだったのでイラストで解説 まずはイラストのように下に向けるように差し込みます この時点で難しいですが 先端の留めピンは予め指しとかないと後で泣きをみます |
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次に手でクラッチペダルを最後まで押し込んで、イラストのように回転させて先端を『C』に装着 留めピンの受け部分は6角になっているので、それに合わせないと最後まで装着できないので非常に難しい うまくできたら、ピン抜け留めの金具を溝に押し込む 最後にオシリの割りピンを抜いて完了 |
交換部品 clutch power spring 品番:996 423 081 20 購入元:ポルシェ小僧 9,300円(2014.4当時の値段) ※メールで直接連絡し取り寄せしてもらいました 今回使用した物 マイナスドライバー ラジオペンチ ライト(照明) 作業時間 1時間ぐらい 必要スキル 狭い運転席足元に長時間潜れる小さい体 インプレ・・・? このクラッチペダルスプリングのおかげで、重さがちょっと軽くなるというか操作しやすくなります ただ、実はこの部品が無くても運転は問題無くできます 最後に一言 初作業だとコツをつかむのが非常に大変・・・・ってか狭い、暗い 質問はメールにて受付中♪ 分かる範囲はどんどん答えていきますのでよろしくお願いします burialc2@yahoo.co.jp |